About
【Sakurai Coffee & Island Coffee Roastery】
日本最南端の町、竹富町小浜島で営む
スペシャルティコーヒー豆焙煎所兼カフェ
南国情緒あふれる海人集落でひっそりと営業中
自家焙煎コーヒーと手作りケーキを楽しめます
店内にはレコードDJブースとミラーボール有〼
【店主の自己紹介】
こんにちは!
Sakurai Coffee & Island Coffee Roastery
代表兼焙煎士の櫻井と申します
生まれ育ちは東京ですが、縁あって小浜島に住んで
いつのまにか丸10年が経ちました
元自然食料理人の感性を活かして
いかにコーヒー豆を美味しく焼き上げるか
無駄なことはせずに、シンプルに
素材の旨味を引き出せるか
日々焙煎と向き合っています
趣味はレコードDJ
Sakurai Coffee オリジナル保存缶(ブリキ素材)
¥2,000
Sakurai Coffee オリジナルコーヒー豆保存缶が完成致しました。 創業は明治28年、缶製造において120年以上の歴史を誇る加藤製作所さんに作っていただきました。 こちらは一枚板のブリキ板を裁断するところから整形まで、一つ一つ職人さんによる手作りで作られています。 日本の職人さんの手仕事の温かさを感じていただけたら幸いです。 今回の商品はあえて保存缶に色付けすることなく、生地缶の色そのままにSakurai Coffeeのロゴマークだけをワンポイントで添えたシンプルなデザインです。 長く使い続けても飽きのこないデザイン、職人の手仕事が生み出す造形、さらには経年変化により深まる風合いも楽しめますので、自分だけのオリジナル缶として大切に育てていただけると嬉しいです。 商品は外蓋と中蓋の2重構造となっており、高い気密性を実現し、湿気や光による食品の劣化を防ぎます。 また、プラスチックや樹脂を使っていないので、ニオイ移りがなく、コーヒー以外の様々な食品の保存缶としても広くお使いいただけるかと思います。 開口部は広口でコーヒーのメジャースプーンなども使いやすく、道具としての機能性とかっこよさを見事に両立しています。 商品寸法は直径9.5cm×高さ12cm コーヒー豆ですと約250g程度を1缶に保存可能です。 ※保存缶の中に取り扱い説明書が同封されていてそちらにも記載されておりますが、本製品はブリキ素材でできており、水分には弱く水洗いをしてしまうと錆びてしまいます。 日頃のメンテナンスは乾いた布で優しく吹いていただき、汚れた場合には水分をしっかり絞った布でふき取り、水分が残らないよう蓋をせずによく乾燥させてからお使いください。 その他注意事項は同封のお取り扱い説明書をお読みくださいませ。
Sakurai Coffee オリジナルボトル(ハイドロフラスク)
¥4,300
Sakurai Coffeeとハイドロフラスクのコラボ商品です! 表面にはMahinailyさんにデザインしていただいた当店のロゴ (https://www.mahinaily.com/) 裏面はハイドロフラスクさんのロゴが入っております。 広口で大きな氷が入れやすく、持ち手付きなので持ち運びもスムーズです。 容量は473mlとちょっと大きめサイズ。 フタと本体だけのシンプルな構造ですので、お手入れも簡単です。 いろんな水筒を試しましたが、こいつがベストでした! 皆様もぜひお手元にひとついかがでしょうか(^^) SPEC 容量:473ml 口径:58mm 本体寸法 幅×高さ:74mm×180mm 重量:258g MATERIAL 本体:ステンレス鋼 フタ:ポリプロピレン パッキン:シリコーンゴム ストラップ:熱可塑性エラストマー
ドリップパック【Good Time】
¥200
当店で焙煎したスペシャルティコーヒー3種をブレンドしたドリップパックです。 酸化防止の窒素ガスを充てんしているので、香りや味の劣化はほとんどなく挽きたてと遜色ないお店クオリティのコーヒーを手軽に味わうことができます。 ご自宅用の他、旅先やプレゼントなどにもピッタリ。 テイストは気分をアゲてくれるやや明るめの印象のコーヒーに仕上がっております。 【Good Time=いい時間】を過ごしていただく際のお供にぜひ(^^) ブレンド豆3種↓ エルサルバドル ロマ・ラ・グローリア農園 コスタリカ ドン・オスカル農園 フィリピン ミンダナオ ハニー
Sakurai Blend
¥1,000
※注意 コーヒー豆の同じ商品を2つ以上ご購入のお客様で1袋ずつに分けて梱包をご希望のお客様はその旨を備考欄にご記入お願い致します。 ご指定がない場合は200gずつの梱包となります。 ※送料に関して コーヒー豆の配送は空輸便に載せるため、レターパックでの配送となります 重量別で送料が変動します 400gまで:レターパックライト 430円 500g~900gまで:レターパックプラス 600円 1000g以上:送料無料 ブレンド内容: ブルンジ ネンバ・ウォッシングステーション ウォッシュド パプアニューギニア ボカ農園 ウォッシュド エルサルバドル マラカラ農園 ウォッシュド ブラジル バレ・ド・クリスタル農園 ドライオンツリー 焙煎:中深煎り 【テイスト】 4種のスペシャルティコーヒーを掛け合わせ、 コーヒーらしいコク 果実感のある華やかさ 余韻に抜けていく甘さ その後口の中に長く残る重厚感のある後味 コーヒーに求めるすべての要素をバランスよく表現したブレンドです。 温度帯の変化により、ブレンドの中で持ち味を発揮するシングルが 複雑に入交り、一口ごとに新鮮な印象を与えます。 またこちらのブレンドは、香りや味の持続力が大変優れており 最後の一口まで香りや味わいの濃厚さが失われることはありません。 ブレンドの妙を楽しんでいただきたいコーヒーです。
Kohama Blue
¥1,000
※注意 コーヒー豆の同じ商品を2つ以上ご購入のお客様で1袋ずつに分けて梱包をご希望のお客様はその旨を備考欄にご記入お願い致します。 ご指定がない場合は200gずつの梱包となります。 ※送料に関して コーヒー豆の配送は空輸便に載せるため、レターパックでの配送となります 重量別で送料が変動します 400gまで:レターパックライト 430円 500g~900gまで:レターパックプラス 600円 1000g以上:送料無料 ブレンド内容: エルサルバドル マラカラ農園 ウォッシュド ブルンジ ネンバ・ウォッシングステーション ウォッシュド ブラジル バレ・ド・クリスタル農園 ドライオンツリー 焙煎:中深煎り 【焙煎士のコメント】 当店の1番人気! 香りはダークチェリーやベリー系のフレーバー テイストは王道のスウィート&ビター 昔ながらのクラシックなビターテイストを踏襲しながらも スペシャルティらしいクリーンさと濃厚な甘さが魅力のブレンド 力強さや濃厚さもあるブレンドですのでミルクビバレッジでお使いいただくのにも おすすめのコーヒーです。 スタンダードなお味のブレンドですので、年代性別問わず幅広いお客様から ご好評をいただいております。
タンザニア サウステラAA
¥1,000
※注意 コーヒー豆の同じ商品を2つ以上ご購入のお客様で1袋ずつに分けて梱包をご希望のお客様はその旨を備考欄にご記入お願い致します。 ご指定がない場合は200gずつの梱包となります。 ※送料に関して コーヒー豆の配送は空輸便に載せるため、レターパックでの配送となります 重量別で送料が変動します 400gまで:レターパックライト 430円 500g~900gまで:レターパックプラス 600円 1000g以上:送料無料 国:タンザニア 標高:1700m エリア:南部ンボジ(Mbozi)、Songwe地区 品種:N39、KP423 農園名:Iyula Washing station 生産処理:ウォッシュド 生産者:Iyula Washing station 焙煎:中深煎り 【焙煎士のコメント】 カシスチョコレートのような風味 香りや酸の質感にカシスやブドウが表れており そこにチョコレートのような苦みと甘みが加わって 上品なコーヒーに仕上がっております 好みを問わず多くの方に楽しんでいただけるテイストかと思います 【農園紹介】 タンザニア南部ンボジ地区の精選所(ウェットミル、CPU、ウォッシングステーション)サンプルから、 毎年”一番星”のような風味のロットを選んで入荷しています。 「イユラWS(ウォッシングステーション)」からのロットです。 <ポイント1> ”CPU(=WS)で作られたコーヒー”です。 タンザニアのコーヒーは⼤きく分けると、 「ホームプロセスで作られたコーヒー」と「CPUで作られたコーヒー」があります。 タンザニアでは、CPUで⼀括で精選した原料を利⽤することで安定した品質のコーヒーを作ることができます。 <ポイント2> ”サステイナブルなコーヒー”を作る。 イユラWSは、輸出業者からの協⼒を得ながら⽣産者への指導を⾏っています。 今は、適切な肥料を使うために土壌のタイプを理解することを課題の一つとして取り組んでいます。 輸出業者&精選所&⽣産者の関係があってこそ、品質向上と品質安定があります。 そして、そのコーヒーを購⼊することでサステイナブルなコーヒーとなります。 <ポイント3> ソーキング。 ドライファーメンテーションのあと、 ソーキングを経てから天日乾燥をおこないます。 通常行わないソーキングという工程をおこなっているところも、 品質に対するこだわりポイントの一つです。 ソーキングに関しては、 プラスマイナスどちらの意見もありますが、 ソーキングによりクリーンさが増すという考えがあります。 ソーキングはケニアでは行われていることもありますが、 タンザニアで行っているところはとても珍しく、品質へのこだわりが感じられます。 ※ソーキング:発酵槽にて水に漬けておく作業。 <精選プロセス> 農家はPM2-6 時の間にチェリーを持ち込みます。生産性の高いイユラCPU では、パルパーをPM4 時から深夜3時迄稼働させています。パルピング後比重選別をおこない、 24-48時間ドライファーメンテーションをして水洗。 その後、 8-12時間のソーキングを経て、9-14日間アフリカンベッドで天日乾燥させます。 <ドライミルでのプロセス> 脱殻後、 異物除去⇒スクリーン⇒比重⇒ハンドピック
Sakurai Coffee オリジナルシール
¥200
Island Coffee Roasteryの実店舗兼喫茶【Sakurai Coffee】のオリジナルシールです✌ 沖縄県小浜島の細崎集落でひっそりとオープン致しました! かわいいロゴが完成しましたので、コーヒー豆のご注文と一緒にいかがでしょうか?(^^) 小浜島の空気感を感じられるアイテムとしてぜひお気軽にご注文ください✨
メキシコ チアパス カフェインレス
¥1,000
※注意 コーヒー豆の同じ商品を2つ以上ご購入のお客様で1袋ずつに分けて梱包をご希望のお客様はその旨を備考欄にご記入お願い致します。 ご指定がない場合は200gずつの梱包となります。 ※送料に関して コーヒー豆の配送は空輸便に載せるため、レターパックでの配送となります 重量別で送料が変動します 400gまで:レターパックライト 430円 500g~900gまで:レターパックプラス 600円 1000g以上:送料無料 国:メキシコ 標高:800-1700m エリア:チアパス州 品種:- 農園名:チアパス州の生産者組合 生産処理:マウンテンウォーター製法 生産者:農協に属する小規模生産者(約1000名) 焙煎:中深煎り 【焙煎士のコメント】 デカフェでありながら物足りなさを感じることのないカフェインレスコーヒー 苦みと甘みを主体としたスタンダードな味わいのコーヒーで こちらの豆に関しては酸味はほとんどありません オーガニック原料のコーヒー豆を有機デカフェ工場にて 安全にカフェイン除去をしておりますので、雑味も最小限に抑えられています 事前に知らされていなければデカフェだとはとても思えない秀逸なシングルです 【農園紹介】 ・世界でも数少ない有機デカフェ工場 Descamex社が行うマウンテンウォーター・デカフェ製法は、多くの有機認証を取得しており、化学的な溶媒を一切使用せずに安全にカフェイン除去をおこなうシステムです。コーヒーの受け入れは5,000kg/バッチとなっており、有機認証を受けた原料の生産履歴を透明化したまま最終製品にまで仕上げることが可能で、世界でも数少ない有機デカフェ工場になっております。 ・メキシコのスペシャルティがもたらす爽やかさ メキシコ/チアパスらしい綺麗な風味特性、長い余韻がそのまま感じることができる今までにない有機JASデカフェコーヒーになります。 ・有機デカフェ製造方法 1.他のコーヒーと接触しないように区画割された場所に原料が一旦保管されます。2.5,000kg単位で事前にカフェイン含有量を測定し、抽出の準備を行います。 3.デカフェ製造タンクを含めて設備はエアー洗浄、蒸気清掃を行い、他のコーヒーと接触しないことを証明します。 4.第一タンクへ送り、温度と圧力の管理の下で蒸気ジェットを吹き付ける。 5.カフェイン抽出促進のため、暖かい水の中で給水。 6.飽和水容液に移しカフェインを除去。この時圧力を特定条件下に設定。 7.11〜12%の水分まで乾燥しパッキング輸出を行う。
ブルンジ ネンバ・ウォッシングステーション ウォッシュド
¥1,000
※注意 コーヒー豆の同じ商品を2つ以上ご購入のお客様で1袋ずつに分けて梱包をご希望のお客様はその旨を備考欄にご記入お願い致します。 ご指定がない場合は200gずつの梱包となります。 ※送料に関して コーヒー豆の配送は空輸便に載せるため、レターパックでの配送となります 重量別で送料が変動します 400gまで:レターパックライト 430円 500g~900gまで:レターパックプラス 600円 1000g以上:送料無料 国:ブルンジ 標高:1818m エリア:カヤンザ県カヤンザ 品種:ブルボン 農園名:ネンバ・コーヒーウォッシングステーション 生産処理:フリーウォッシュド 生産者:隣接する15集落2600名の小規模生産農家 焙煎:中深煎り 【焙煎士のコメント】 まずは優雅で上品な香りが印象的なコーヒー ブドウやベリー系の心を落ち着かせるアロマが心地よく テイストはサングリアのような味わい 基本となるコーヒー特有の苦みを軸に 様々なフルーツの香りや酸の質感、甘みが混然一体となったシングル 味の複雑性が高く、深い奥行きを感じます 少しひねりのあるコーヒーをお求めの方にお勧めのシングルです 【農園紹介】 ・ネンバ・コーヒーウォッシングステーション ネンバ コーヒーウォッシングステーションは、首都ブジュンブラから約100km、カヤンザ県カヤンザの標高1818mに位置するコーヒーウォッシングステーションです。隣接する15集落2600名の小規模生産農家が、このウォッシングステーションを利用しています。それぞれの農家で育てるコーヒーの木は平均して300本程度ですが、シーズンピークになると、ウォッシングステーションの約200台のアフリカンベッドがいっぱいになるほどのチェリーが運び込まれます。 丘陵地帯に位置するこのエリアは、ブルンジの中でも特に肥沃な土壌環境と言われており、カボチャの生産などでも有名な産地の1つです。90年代初頭に建てられたネンバ・ウォッシングステーションは、この土地に暮らす多くの人々の雇用や収入源として受け入れられています。 ・高品質なコーヒーが生まれる背景 カヤンザ地域のコーヒーの品質が良いとされる由来は、ナイルの水源とも言われている豊富で純麗な水資源が大きく寄与していると言われています。特にネンバ周辺で生産されるコーヒーは、古くから高品質なブルンジコーヒーの代表格とされてきました。この地で生産されるコーヒーが持つ明るくフルーティで繊細な甘さといった代表的な風味特性は、生産処理における豊富で清潔な水資源に支えられ、クリーンカップを達成していると考えられます。 ネンバ・ウォッシングステーションは現在、ブルンジのスペシャルティコーヒーを牽引する輸出者であるGreencoが母体となっています。世界の中でも最貧国とも言われるブルンジにおいて、コーヒーを通じて未来を繋げていきたいと彼らは願い、高品質なコーヒーを通じて生産農家の生計をサポートできるように、収穫や生産におけるレクチャー、それに伴う買い付け価格の評価を充実させて、品質向上と農家の収益向上を目指しています。 こうした地道な努力が生産者の意識を高め、今では彼らのマネジメントするウォッシングステーションが軒並みCOEコンペディションの入賞を果たすなど成果を上げ、ネンバCWSも2013年以降毎年COEを受賞し、2015年には1位に輝きました。 ・ハニープロセスへの挑戦 彼らが現在新たに取り組んでいるのがハニープロセスへの挑戦です。コスタリカへ視察した際に、このプロセスを学んだのがきっかけと言います。彼らは、ブルンジコーヒーの持つ、フルーティで繊細な風味を最大限に活かす事ができると、このプロセスに大きな可能性を感じたそうです。 まず他のプロセス同様に持ち込まれたチェリーを再選別し、熟度の高いチェリーを選別します。その後、果肉除去まで発酵が促進されないように冷涼な水を張ったタンクにチェリーを移し翌朝まで保管します。そして、翌日果肉除去を行うと直ちにアフリカンベッドまで運ばれ、乾燥工程に入ります。 ミューシレージによって豆同士が固まらないように、また均一な乾燥を可能にするためにもテーブルに対して広げる豆の量をウォッシュドに比べて1/4程度に抑えるように工夫しています。それでも乾燥時間は僅かに長く15日前後要すると言います。 ミューシレージの成分を活かすハニープロセスは、予想以上に繊細さを要求するものである一方で、今までのブルンジコーヒーには無い、彼らの理想とした風味を有していると言います。カップは、トロピカルフルーツの様なフレッシュで甘い風味が特徴で、ミカンの様な爽やかなフレーバーがアフターテイストまで持続します。
ブラジル トミオフクダ バレ・ド・クリスタル農園DOT
¥1,000
※注意 コーヒー豆の同じ商品を2つ以上ご購入のお客様で1袋ずつに分けて梱包をご希望のお客様はその旨を備考欄にご記入お願い致します。 ご指定がない場合は200gずつの梱包となります。 ※送料に関して コーヒー豆の配送は空輸便に載せるため、レターパックでの配送となります 重量別で送料が変動します 400gまで:レターパックライト 430円 500g~900gまで:レターパックプラス 600円 1000g以上:送料無料 国:ブラジル 標高:1250m エリア:ミナス・ジェライス州セラード、ヂアマンチーナ 品種:サンタローサ(カツカイ選抜種) 農園名:バレ・ド・クリスタル農園 生産処理:ドライ・オン・ツリー 生産者:トミオ・フクダ 焙煎:中深煎り 【焙煎士のコメント】 ナッツのような香り ダークチョコレートのような苦みと甘み そしてわずかな柑橘系の酸が隠し味 クラシックなブラジルらしい要素を押さえつつ トミオフクダの代名詞、Dry On Tree製法による生産処理で 果実としての酸味と甘みをしっかりと凝縮したコーヒー 最もスタンダードな味わいながら、確実にコモディティコーヒーと 一線を画す上位互換的なブラジルシングル 【農園紹介】 ・トミオ氏の新たなる挑戦 バウ農園/トミオフクダ氏は30年来にわたってコーヒー品質と生産性の向上に取り組んできました。同時に、適地適作、コーヒー栽培に向いた土地に拡大することは長年のトミオさんの願いでもありました。しかしながら、ブラジルコーヒーの主要生産地とされるミナスジェライス州セラードでさえ、土地購入は非常に高い投資となる事から、近隣で良い農園を探すことは困難でした。 そこでトミオさんはバウ農園の近郊にはこだわらず、これまでとは全く違うコーヒーを作るための土地を広く探し求めはじめました。ようやく見つけたのが、バウ農園から車で6時間以上離れた距離にあるジアマンチーナという町。バウ農園から東に500㎞、標高1250m、しかしコーヒー生産地としては全くの無名の地にある120ヘクタールの土地でした。バウの位置する所謂セラードの土壌とは異なり、土壌のpH値や肥効の良さが特に魅力的です。 そして、この農園には大粒のクリスタルが地面に転がっていて、そこから「バレ・ド・クリスタル(Vale do Cristal)農園」と名づけました。2018年に植樹を行い、トミオさん夫妻はこの土地に常駐してコーヒーの木を育成。そして2022年に初収穫を迎えました。Vale do Cristal農園の開拓はゴールではなく、バウの成長の一部です。 ・ドライ・オン・ツリー 「 Dried On Tree(DOT)(ドライ・オン・ツリー)」は、コーヒーチェリーが熟してもあえて収穫せず、樹上でカラカラになるまで乾燥させるプロセスです。乾期に全く雨が 降らない気候特性を利用したBAU農園独自の製法で、トミオ・フクダ氏のコーヒーの代名 詞として日本で、長年愛されてきました。バレ・ド・クリスタル農園では2022年にはじめての収穫をむかえ、日本向けにDOTを生産しました。 樹上乾燥という特殊な収穫方法ゆえに、DOTは品種を選ぶ手法だと言います。乾燥時に風邪でチェリーが落下しやすい品種もあり、加えて病耐性や生産性など品種の適性を見極める必要があります。今回のサンタローサ品種は、レッドカトゥカイ品種のコーヒーの木の中から優れたものをトミオ氏が独自に選抜した品種です。 ・5年後、そして10年後に向けて Bauチームは、日ごろから絶え間ない向上を追い求めるように教育を受けています。現場では、この姿勢を「Kaizen 」と呼び、ゆるぎのない「5S」の文化とともにチームの一人ひとりの中に根付いています。革新や技術への投資も惜しむことなく行い、「People(人)」、「Plant(植物)」、「Process(過程)」の3つのPにフォーカスして仕事に取り組んでいます。 Bauでは、従業員への指導を今のようにしっかりと継続したとしても、気候変動などの逆境により持続可能なコーヒーの生産はこれからより困難なものになるという見通しを立てています。しかしながらスペシャルティーコーヒーの生産と消費は、グローバルマーケットにおいて強いトレンドであることは確かで、Bauとしてもこの動きにこれからも即していきます。こうした需要の高まりに即座に対応するため、Bauでは現在、さまざまな品種や精選方法を用いた生産を拡大するための設備投資が積極的に進められています。